【ツリークライミング道具】初心者が買うべきもの一覧

林業
この記事はこんな人におすすめ

ツリークライミングをはじめたいけど、何を買えばいいんだろう?

 

こんにちは!

8my(@8my__)です


現役で林業作業員をしています

この記事では、ツリークライミング初心者が買うべきものを一覧にしました

紹介しているものを買えば、DRT(ダブルロープテクニック)で上り下りができるようになります

『DRTとは?』

ツリークライミングで、木に登る技術として一番初めに学ぶのがDRT

以下のような特徴があり、初心者にオススメです

  • 力の弱い子供、女性でも登れる

  • 高価な専用の道具が不要

(参考)子供たちがDRTで木登りしている動画

買うものリスト一覧の前に、注意点

ツリークライミング初心者であれば、講習会に参加しましょう

なんたって、安全第一ですからね

「講習会に参加せずに、独学でやる!」

って方は、せめて『はじめてのツリークライミング』は読むべきです

ロープワークから登り方、道具まで安全に必要な知識が幅広く学べます

図解が多く、わかりやすい点もGOOD

ぶっちゃけ、youtubeやネットの情報だけでは、登り方もよくわかりませんしね

それでは早速、必要な道具をみていきましょう!

 

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初めに買うべき!ツリークライミング道具

  • ヘルメット
  • ハーネス
  • ロープ
  • ロープバッグ
  • フリクションセーバー
  • カラビナ
  • フットアッセンダー
  • スローライン
  • スローウェイト
  • ラインキューブ

以上、10種類は初めに買うべきです

購入場所としてオススメなのは、ツリークライミングワールド

専門店なので間違いありません。種類も豊富です

ただ、楽天やAmazonで同じ商品が安く売っていることもあります

一応、チェックしてみるといいでしょう

それでは、道具の詳細をサクッとみていきます

 

ヘルメット

ツリークライミングでは着用が義務づけられています

クライミング用のヘルメットを購入しましょう

バイクのヘルメットとかはダメですよ

耐久性が不十分ですからね

オススメはPETZLの『バーテックス』

仕事現場でも使われる信頼性の高いヘルメットです

 

ハーネス

ハーネスはツリークライミング用のものを買いましょう

ロッククライミング用はクッション性がないのでNG

体に食い込んで超痛いです(涙)

ちなみに、僕が使っているのはツリーモンキー↓

十分な機能がついているのに、そこまでお高くない。

10万円を超えるハーネスもある中、ツリーモンキーは3万円以下で買えます。

チェストハーネス(約1万円)を買えば、フルハーネスにもなります。

サイズは、2種類↓

  • サイズ1 XS-M (ウエスト75~90 cm)
  • サイズ2 M-XL (ウエスト85~120cm)

ウエスト74㎝の僕は、サイズ1を使っています

ベルトを最大限まで絞れば、ピッタリです

 

ロープ

ロープも必ずツリークライミング用のものを買いましょう

こちらも、ロッククライミング用はNG

伸縮性があるので結び目が作りづらく、摩擦にも弱いです

ロープの直径は11~13㎜、長さは36m~45mが主流

僕は、直径12.7mm、長さ45mのロープを使っています

 

ロープバッグ

ロープが痛まないように持ち運び、保管するのに必須です

値段は5,000円~3万円ぐらい

工具バッグで代用することもできます

バッグ自体は命を預けるものではないですからね

スクエア型↓

このバッグが2つあれば、記事で紹介している道具は全て収納できます

ちなみに、ラウンド型もありますよ↓

工具バッグだと、リュックのように背負えないのがネック

ただ、とにかく安い!

 

 

フリクションセーバー

ロープを木にかけた時に、摩擦でロープが痛まないようにする道具

『ハウススリーブ』と『リングセーバー』の2種類があります

初めに買うなら、設置が簡単な『ハウススリーブ』がオススメ↓

長さ90㎝のものを使っています

太い枝には長いタイプが必要ですが、この長さで十分ですね

 

カラビナ

  • 最低でも破断強度が22.24kN(2267.8㎏)

  • トリプルアクション機構のもの
    ゲートを上げて・回して・開くタイプ

を購入しましょう

これらの基準を満たすものには、ANSI、CE、ISAのいずれかが表示されています↓

DRTで登るならロープとハーネスをつなぐために、1つあればOK

僕が使っているのは『TREEPRO D型 カラビナ オレンジ』です

 

フットアッセンダー

足に着け、踏みつけるようにしてロープを登ります

上方向には動くけど、下方向にはロックされ動かない

フットループでもいいんですが…

いちいち手で持ち上げるのが超メンドウ

フットアッセンダーなら足を上げるだけでOKなので楽チンですよ

フットアッセンダーを1回つかったら、もうフットループには戻れません。

 

スローライン

木の高いところにロープをかけるために使います。

スローウェイト(次に紹介します)を先端に結んで、振り子のようにして投げます

スローラインは特殊な素材で作られているため、

  • 大人2人を吊るせるほどの強度
  • 摩擦が少なく滑りやすい
  • 結び目が作りやすい

という特徴があります

命を預けるものではないので、タコ糸や麻ヒモで代用する人もいますが、

余計な時間とストレスを避けたいなら、絶対買うべきです

僕は『フリンギットスローライン1.75mm』を使っています

 

スローウェイト

スローラインの先端に付けるオモリ

特殊な構造になっており、

  • 壊れにくい耐久性あり
  • 小枝が多くても引っかからない

という特徴があります

なので、「オモリなら何でもいいや」って、別物で代用するのはオススメしません

ストレスと時間が多くかかってしまいますからね。

ラインとウェイトの組み合わせは、こちらが一般的です↓

スローラインの太さ スローウェイトの重さ 飛距離 小枝の抜けやすさ
Φ1.4㎜ 8oz(227g) 30m
Φ1.75㎜ 10oz(283g) 25m
Φ2.2㎜ 12oz(340g) 20m

現場の状況にあったものを使えるよう、何種類か持っといても良いですね

 

ラインキューブ

スローラインとスローウェイトを収納する専用のバッグ。

ラインの先端をマジックテープで固定できるので、ラインが中で絡みません

折り畳みもできるので、持ち運びにも便利です

ラインが絡まると超メンドウですからね

ラインキューブも買っとくべきですよ

 

(おまけ)その他、服装について

服装

夏でも長袖・長ズボンを着ましょう

ケガや虫から身を守るために、肌の露出はNGです

普通のスニーカーでOK

スパイク付の靴はNGです

木やロープを痛める原因になります

グローブ

別に着けなくてもOK

ただ、ロープとの摩擦で手が痛くなる可能性があります

皮膚が弱い人は着けときましょう

グローブは指先がないタイプがおすすめ

ロープワークがしやすいですからね

自分は軍手の指先を切ったものを使ってます。

(汚くてすみません…)

さいごに

ツリークライミング初心者が買うべき、必要最低限の道具を紹介しました

これらをそろえれば、とりあえず上り下りはできます。

  • ヘルメット
  • ハーネス
  • ロープ
  • ロープバッグ
  • フリクションセーバー
  • カラビナ
  • フットアッセンダー
  • スローライン
  • スローウェイト
  • ラインキューブ

必要なものがあれば、追加で少しずつそろえると良いと思います

参考までに、おすすめのランヤードの記事も置いておきますね↓

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!

 

▼おすすめ本▼

初心者必見!

ツリークライミングの知識が幅広く学べます

図解・写真が多く、フルカラーなのでわかりやすいですよ

 
▼ リギング作業(吊り切り)についてはこちら
▼ 林業関係の記事一覧はこちら
この記事を書いた人
8my

投資、生活が豊かになる方法を探すことが好き。大企業で社畜→2年半で逃げ出す→田舎で木こりに転職→節約生活→積立投資とブログ開始→豊かで自由な生活を送るために日々模索中。目標はセミリタイア。金融資産2,200万。34才。娘2人。このブログでは、仕事(林業)のこと、投資のこと、生活の質を上げるための方法を発信します。

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