この記事ではヒップスターフレックスの使い方を解説します
使い方を動画で見たい!という人はこちらをどうぞ↓
英語なので、わかりづらいですが…
それでは早速、見ていきましょう!
ヒップスターフレックス3つの使い方
- ランヤードとして使う
- SRTで使う
- DRTで使う
いろんな使い方ができるので、ワークポジショニングがとりやすいですよ
それぞれ見ていきます
ランヤードとして使う
基本的な使い方です
- プーリーの上のブレイクスヒッチ(ロープのこぶの部分)を下げる
→ランヤードが長くなる - プーリー下のロープを上げる
→ランヤードが短くなる
って感じです
▼ 短くする(木に体を寄せる)場合
少しギアを追加することで、ダブルランヤード、命綱としても使えます!
詳しくはこちらの記事で解説しています↓
SRTで使う
※アンカーのカラビナは木に当てないようにしてください。写真を撮るために↑では当たってますが
OVループにカラビナをとおせば、SRTになります
- ブレイクスヒッチを下げる
→木から離れる - プーリー下のロープを上げる
→木に近づく
って感じで使えます
SRTで使うメリットはロープの長さを最大限に生かせること
デメリットは、外す時にアンカーまで行く必要がある点です
デメリットを解消するのにオススメなのがヨーヨーシステム
▼ヨーヨーシステム
僕はOVループにカラビナをかけ、そこにロープをとおしています(アンカーは別に作ってください)
これだと1/2の力で戻ることができるので便利
フットループまたはフットアッセンダーがあれば、昇ることもできます
ただ、この方法で昇るとヒッチが固く締まります
なので、昇るなら次に紹介するDRTの方が僕は好きですね
DRTで使う
プーリーにカラビナをかけることでDRTで使うことができます
- ブレイクスヒッチを下げる
→木から離れる - プーリー下のロープを上げる
→木に近づく
って感じです
メリットは、外す時にアンカーまで行く必要がないこと
そして、昇り降りがスムーズにできることです
デメリットは、ロープ長が1/2しか生かせないこと
つまり、10mのヒップスターなら移動距離が最大5mになります
ヒップスターフレックスは自作もできる!?
ヒップスターフレックスは以下から構成されています
- ランヤードφ11.5mm
- OVループ
- OP(オーシャンポリエスター)E2E(径=φ8mm、長さ=0.76m)
- ウルトラOカラビナ(ロックセーフ)
- シャドーカラビナ(ロックセーフ)
- ピントプーリー
これらを組み合わせれば、それっぽいものを作ることも可能です
もちろん、“それっぽいもの”なので、安全性は自己責任ですが…
使えそうなキットを置いておきます↓
このキットをランヤードに組めば、ヒッチをプーリーで動かすことができます
さいごに
ヒップスターフレックスは超便利です
いろいろなワークポジショニングがとれるので、作業の幅が広がります
自作する場合は…自己責任でお願いしますね!(安く済むけど)
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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