この記事はこんな人におすすめ
- 食事に時間をかけた方がいいの?
- よく噛むことのメリットが知りたい
- 何回ぐらい噛めばいいの?
こんにちは!
8my(@8my__)です
「よく噛んでゆっくり食べなさい」
こんなことを子供の頃に言われませんでしたか?
よく噛んでゆっくり食べることには多くのメリットがあります
この記事では、斎藤滋さんの『よく噛んで食べる~忘れられた究極の健康法~』を参考に、特に大きなメリットを8つ紹介します
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それでは早速、見ていきましょう!
よく噛んで食事に時間をかけるメリット8つ
根拠となる論文・研究は省いて、結論だけまとめます。
8つのメリット
頭文字をとると『卑弥呼の歯がいーぜ』(ひみこのはがいーぜ)となります↓
頭文字をとると『卑弥呼の歯がいーぜ』(ひみこのはがいーぜ)となります↓
- 肥満を防止
満腹中枢を刺激
全身のエネルギー代謝が促進 - 味覚の発達
舌の表面は唾液で潤うと、味覚に敏感になる
⇒よく味わえる - 言葉の発音がはっきり
唇、舌、のどが鍛えられるため - 脳の発達
記憶力・視力向上、認知症予防
⇒噛むと脳への刺激になる - 歯の病気予防
唾液で口の中が清潔に保たれる
歯、あごの骨が強くなる - がんの予防
唾液で食物中の発がん性物質が抑制 - 胃腸の働きを促進
消化しやすくし、胃腸の負担が軽減 - 全身の体力向上と全力投球
全身のエネルギー代謝が促進
ストレスや不安、緊張の軽減
全身にメリットがあります
まさに、究極の健康法ですね
何回ぐらい噛めばいいの?
最低30回は噛むようにしましょう
理由は、
- 戦前までの400年間、日本人には30回程度しっかり噛む習慣があった
- 最適な噛む回数として、科学雑誌『ネイチャー』に掲載あり
⇒ 英国リーズ大学の研究報告
だからです
ちなみに、現代の日本人は
- ほとんど噛んでいない
- 食事の時間が短い
です
時代別の食事時間、摂取カロリー、噛む回数は以下のとおり
食事時間 | 摂取 カロリー |
噛む回数 (1口あたり) |
噛む回数への 著者コメント |
|
---|---|---|---|---|
弥生時代 | 51分 | 1,302 | 40回以上 | 元気バッチリ |
平安時代 | 31分 | 1,019 | 20回 | 回数が不十分 |
江戸時代初期 | 22分 | 1,450 | 30回 | 健康の第1条件 クリア |
戦前 | 22分 | 840 | ||
現代 | 11分 | 2,025 | 10回 | 生活習慣病に注意 |
現代人が『早食い』なのがよく分かります
究極の健康グッズ『ガム』
- ガムは『噛む』をいつでもどこでも手軽にできる
- 食前にガムを噛むと食べ過ぎを防止できる
食事量が20~30%減少 - 食後にキシリトール入りガムを噛むと、口臭、虫歯、歯周病予防になる
キシリトールの割合が多いほど◎
安いのもガムのメリット
高価なサプリメントを買うより、よほど良いかも
さいごに
時間をかけて噛んで食べることには、多くのメリットがあります
逆に時間をかけて噛まないと、これらのメリットを得られません
現代人は、やわらかい洋食を好んで食べるようになり、噛む回数が減っています
この先に行きつくのが、現代人に特有の病気『生活習慣病』や『がん』なんでしょうね
食事に時間をかけて、『噛むこと』の健康力を活かしましょう!
今回、参考にした『よく噛んで食べる~忘れられた究極の健康法~』では他にも
- 楽しんで「よく噛んで食べる」コツ
- 唾液の若返り効果
- スリムになる噛み方
などが紹介されています
本書を読むと「よし!健康のために、よく噛んでゆっくり食べよう」という思いが強くなりますよ
読みやすい本なので、気になる方は手に取ってみてください
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さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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