『本当は危ない国産食品』を読んだので、どんな本かザックリまとめます
- 『本当は危ない国産食品』の要約・レビューが知りたい
- 健康に関心がある
本書を読むと、以下の考えが誤解だと分かります↓
↑それ、全部ちがうよ!
「そうなの!?」と思った方は、ぜひ記事を読み進めてくださいね
『本当は危ない国産食品』の目次
「国産は安全」神話
第二章
密室で決められる安全基準
第三章
「現代病」と農薬
第四章
脳細胞が発火する
第五章
複合毒性
第六章
不自然な食べ物
第七章
食べてはいけない「食パン」リスト
第八章
パスタと野菜に気をつけろ
- 参考文献は、75もの科学論文、調査結果
- 大学教授や研究者の見解が多数あり
『本当は危ない国産食品』の要約
ザックリ要約しました↓
『農薬は少量なら安全』の嘘
- 医薬品なら、何度も人間で安全性を試験する。しかし、農薬は動物実験のみ
- 農薬の残留基準値は、ラットなどの動物に投与して「全く毒性が見られなかった量」を100で割って決められる
⇒100で割る根拠は特になく、2桁も低くすれば大丈夫だろうという程度のもの - 試験されているのは農薬単品の毒性のみ
⇒複数の農薬が合わさるとどうなるかは、試験されていない - 農水省が言う『安全』は「急性中毒にはならないよ」というもの
- 長年にわたって毒にさらされると、アトピーや花粉症、発達障害になる可能性あり
⇒安全とされる量でも影響が出ているが、ほとんど調べられていない - 母親が摂取した農薬は、そのまま胎児に移行する
- 作物内部に蓄積される農薬は、洗っても無意味
日本では農薬の安全基準がいい加減
とても「少量なら安全」とは言えないね
日本は世界一の農薬大国だった
- 近年日本では、農薬の残留基準値が緩められている
⇒アメリカからの圧力あり - 日本は中国を抜いて、世界一の農薬大国になろうとしている
- 日本では、『形や色が悪い、虫食いの痕がある』と消費者が買ってくれない。出荷さえできない場合もある
⇒農家は農薬を使って、きれいな作物をつくるしかない
確かに、お店の商品は『きれい』な作物ばかりだよな…
自分たち消費者にできること
- 作物の『きれいさ』にこだわらない
⇒形が悪い・虫食いがある方が安全 - 旬のものを食べる
⇒ハウス栽培は、季節に逆らって育てるので植物にとってストレス。病気にかかりやすいので、農薬をたくさん使う - オーガニック食材を買う
⇒食費が高くなるので、肉を減らしたり、無駄のない買い方をする
▼ 印象に残った文章
私たち消費者が、ピカピカの見栄えの良い農作物だけが安全な食べ物と思い込んでいる限り、日本の有機農作物はいつまでたっても増えないだろう
しかし、健康で過ごせる未来の時間を買っていると思えばそれほど高くないはずだ
ヨーロッパではオーガニックが主流
1度食べると、美味しくて後戻りできなくなるんだって
さいごに
本書を読んで、『国産=安全』というのが完全に誤解だとわかりました
今後は、きれいな作物でなくても、国産でなくても、できるだけオーガニックのものを選ぶようにしたいと思います
本書では他にも、
- アメリカでは収穫前にラウンドアップで小麦を枯らしている
- 市販のパンの危険性
- 有機食品に変えると、精神状態が良くなる
- 水道水からも農薬が普通に検出される
など、衝撃的な内容が多く載っていました
『知らない』って怖いことですね…
みんなの口コミ
興味深い。
— happy alien (@happy_alien77) January 17, 2021
知っている事もありそうだけど読んでみたい。
『国産だから安心、安全なんて大ウソ!
本当は危ない国産食品
「食」が「病」を引き起こす』
是非、コロナ怖い病の方にも読んで頂いて、コロナなんかよりあなたの食生活の方が恐ろしいと教えてあげたい。 pic.twitter.com/X8nI9Jhcs2
「本当は危ない国産食品」P145より
— 清水みちこ@食と心で健康な毎日へ (@michiko_no8) January 20, 2021
大手メーカー軒並みアウトですね😱
あまり新刊本は読まないのですが、これは別格。奥野修司氏の新刊『本当は危ない国産食品』(新潮新書)。
— 上原善広.info (@tabitoroji) December 17, 2020
主に作物に使われる農薬問題に斬り込んだ問題作。特に小さなお子さんがいる方は、今すぐ読んだ方がいいです。イチゴ、好きだったんだけどなー。(よ)
『食』は健康に直結するので、誰にとっても重要です
気になる方はぜひ手に取ってみてください
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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