「星の商人」を読みました。競争の世界はしんどい。

読書関係

知り合いから勧められた本を読みました。
犬飼ターボさんの『星の商人』です。
なんでも、「成功者に共通する考え方」がわかりやすく書いてあるとのこと。

読んでみると…めっちゃ読みやすい。
物語形式で、話が進むのでグイグイ引き込まれたぜ…
2時間半ぐらいで読み終えました。
そんな「星の商人」を読んだ8myの感想です。(注;ネタバレがあります)

あらすじ(ザックリと)

レキとスタムという若者2人が大商人を目指すために、賢者にその秘訣を聞きに行くところから物語は始まります。
2人が賢者に大商人になりたいと思いを伝えると、賢者は秘訣を書いた紙をくれます(正確には売ってきます 笑)。
そこには「他の成功は己の成功」という一行のみ。

スタムはこれだけで大商人になれるはずがない、他人の成功を助けても他人が成功するだけだと信じず、自分の利益、自分の成功のためだけにがんばります。
競争相手が増えないように他の人に知識や技術を教えず、自分の商売のことだけを考えます。
ついには、他の商人の邪魔までして、自分だけ大商人になろうと悪事にも手を染めるように…

一方の、レキは秘訣を信じます。
自分の成功のために、まず他人の成功を手伝います。
すると、手伝った人から感謝され、その人から商人としての技術を教わり、メキメキと力をつけていきます。
知識は減るものではないと、教わった知識も惜しむことなく、他の人たちに教えます。
いつしか、レキの周りには互いに信頼できる商人仲間が増え、情報も集まり、相乗効果でどんどん事業を拡大していきます。

最終的にレキは大商人となり、スタムは他の商人を殺した罪で死刑に処せられてしまう…という話です。

スタムは競争の世界、レキは共存の世界を生きている

スタムは「富には限りがある。富は奪い合うものだ」と考えています。
世界は競争相手でいっぱいです。
そして、周りは常に敵だらけ。相手に勝たなければ!自分の富が奪われないようにしなければ!といつも気がぬけないでしょう。

レキは「富は無限に有り、無限に増えるもの」と考えています。
自分の知識だけでなく、お金も投資という形で与え、他人の成功を応援します。
周りは仲間にかこまれ、みんなで成功していきます。

今の社会はどうか

今の社会は競争で溢れているように感じます。
子供の頃、学校では良い成績をとれと言われ、そのままいい大学、いい会社に入れるようにと競争にさらされます。
大人になってからも、仕事で昇進するために会社で競争している人もいるでしょう。
競争が子供の頃から染み付いてしまって気づけば周りに仲間がいない。
仲間と一緒に成長していくなんて考えられない…
仲間の成功を助ければ、自分のポジションが危うくなる…
スタムと同様で孤独に戦っている人は案外多いんじゃないかと思います。

自分はどうか

8myも、スタムのような考えをもっているかもしれません。
会社の同僚に投資について聞かれても、「いや~全然ダメですよ~」と言って適当に流すことが多いです。
絶対に、「複利で雪だるま式に増やしていけば、誰だってお金持ちになれる」なんて大切なことは言いません。

なんか…全く勉強していない人に、タダで教えることが、惜しくてね。
いきなり大きく変わることは難しいでしょうから、8myも少しずつ共存の世界に移っていきたいなぁと思わされました。
今度、会社の人に投資について聞かれたらちゃんと答えてあげようかな。聞かれたらね。

この本を読んで少し反省しました。

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