- 遊んで今を楽しもう
- フリーターで気ままに過ごしたい
- 将来のことはあまり考えていない
- 結婚はまだ先のこと
- 30代になったら落ち着くから大丈夫
その考えだと30代、40代でマジで後悔しますよ!
今回の記事では『人生は20代で決まる』を読んで、20代でやるべきことを4つにまとめました
ちなみに、結論から言うと
- 個人資産を作る
- ゆるいつながりを大切にする
- 結婚や子供について真面目に考える
- 将来の計画を逆算してたてる
です。
それぞれ見ていきましょう!
20代でやるべき4つのこと
個人資産を作る
個人資産(=アイデンティティ・キャピタル)作りを意識しましょう
▼ 時間をかけて身につけた経験やスキルのこと
- 履歴書に書けるようなこと
⇒学位、仕事、資格など - 個人的な能力や性質
⇒話し方、問題の処理能力、外見、印象など
これらは仕事や人間関係など、望むものを得るために必要な通貨になります
例えば、20代をずっとアルバイトで働いたとすると…
アルバイトは
- 責任が少ない
- やることが単純作業のことが多い
ので確かに気楽ですよね
しかし、20代で定職に就いていない場合、未来の雇用主や恋人からは人生の無駄と見られかねません
「おいおい、20代で何してたんだ…」
「何のスキルも持ってないのか…」
と、履歴書はもとより人生さえ傷つけかねないのです
こうなってしまうと、30代以降で「そろそろ仕事や結婚と向き合おう!」と思っても超ハードモードになってしまいます
ゆるいつながりを大切にする
いつも一緒に過ごしているのは、気の合う友達や家族だけ
これは確かに気を遣わないし、楽しいかもしれませんが
もっといろんな人との『ゆるいつながり』を大切にしましょう
▼ たまにしか会わない人
- 近所の人
- 違う部署の同僚
- 何年も連絡をとっていない友達
なぜなら、『ゆるいつながり』からチャンスはめぐってくることが多いからです
スタンフォード大学で以下のような研究結果があります
ボストン近郊で転職した人たちを調査した結果、仕事探しを助けてくれたのは親しい友人でも家族でもありませんでした。
新しい仕事の3/4以上が「たまにしか」会わない人のつてによってもたらされたのです。
強いつながりは似た者同士になります
居心地は良いかもしれませんが、持っている情報も似通ってくるので情報やチャンスが得にくくなるんですね
結婚や子供について真面目に考える
- 20代はまだ遊びたい!
- 今は晩婚化が進んでるし、結婚は30代になってから考える
この考え方もマズいです
以下は『結婚』に真面目に向き合わずに30歳を迎えた人たちの感想
不安や焦りを感じている人が多いです
このような状態では、結婚するパートナーをよく考えずに選んだり、妥協したりする可能性大です
今後ずっと一緒に過ごすわけだから、慎重に選ぶ必要があるのにね
また、年齢が上がるにつれ、生殖機能の低下も問題になります
- 男性の場合
老いた精子が子供の神経認知の問題(自閉症、知能の低下など)を引き起こす可能性が高まる - 女性の場合
妊娠能力は20代後半にピークを迎える
その後は、卵子の質の低下などの影響で、30歳になると妊娠率は20代の半分に、35歳で1/4に、40歳で1/8になる
子供が欲しいと思っても、高齢であるほど
- なかなか子供ができない
- 不妊治療で莫大なお金がかかる
などの可能性があるので注意が必要です
20代から真剣に考えましょう
将来の計画を逆算してたてる
「30代になれば重要なことが起こって解決する!」
と根拠なく思っていても、行動しない限り何も起こりません
なので、20代を
- 遊んで時間を無駄にする
- フリーターで気ままに働く
こんな感じで過ごしてしまうと、仕事、結婚、子づくりなどで、30代、40代で高い代償を払う羽目になります
そうならないために大切なのが将来の計画を逆算してたてること
大半の20代は「こうありたい」という人生の目標がありません
でも強いられれば、
- こうありたいと望むこと
- こうはなりたくないと望まないこと
を見つけられると思います
そこから逆算して動きましょう
逆算すると、30代になってから行動するのでは遅いことに気付くと思います
気楽に今の時間を浪費してしまうと、将来がハードモードになるんだね
なので、逆算して将来の計画をたてることが大切
さいごに
20代はかなめの時です
脳の成長にもラストスパートがかかり、すばやく知識や技術を身につけられるので、こうなりたいと望む人間に容易になれるのは、20代においてほかにないです
また、人生で重要な出来事の80%は35歳までに起こるとも言われます
20代に行動したこと、しなかったことが将来に強大な影響力を持つので、
- 個人資産を作る
- ゆるいつながりを大切にする
- 結婚や子供について真面目に考える
- 将来の計画を逆算してたてる
これらのことが大切なんですね
僕が「なるほどな」と思った飛行機の例え
ニューヨークを離陸した飛行機はどこか西へと向かっている
離陸直後はわずかに進路を変えるだけで、シアトルに着いたり、サンディエゴに着いたりできる
しかし、いったんサンディエゴ近くまできたら、そこからシアトルに行くのは大きな迂回をせまられるので大変になる
20代は離陸したばかり
少し方向を変えるだけで、30代以降の着陸場所が大きく変わる
それほど20代の10年間は重要ってことだね
参考文献の紹介
今回、参考にした本「人生は20代で決まる」では著者が実際にカウンセリングしたエピソードがいくつも紹介されています
- 20代の悩み
- 30代、40代の後悔
がよく分かるので、「30代で後悔したくないな」という方はぜひ手に取ってみて下さい
「人生は20代で決まる」が書籍化される前の動画もあります
2013年に投稿されて1000万回以上再生されています
本の要約のような内容なので時間がない方はどうぞ↓
※ 動画右下で字幕をつけることができます
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント
セミリタイア的観点からすると全く当てはまらないなあ
どっちがいいかはどっちともいえんのだろうけど
deds さん
コメントありがとうございます!
記事で紹介したのは、メグジェイさんが多くの若者をカウンセリングして、「みんなこれで悩んでいるな」と出した結論です
ただ、dedsさんの言うとおりで「生き方は人それぞれ」ですし、完全に全員に当てはまるものではないと思いますね