こんにちは!
8my(@8my__)です
『ユダヤ人大富豪の教えⅢ』を読みました。
ユダヤ人大富豪の教え、ユダヤ人大富豪の教えⅡの続編です。
ユダヤ人大富豪の教えⅢは前作までとは少し違い、人間関係にフォーカスした内容になっています。
なぜ、人間関係なのかというと、人間関係が人生に大きく影響を与えるから。
自分のふだんの人間関係や、こども時代の両親との関係が人生のすべてをつくっている。
ユダヤ人大富豪の教えⅢ p,32
人は生まれたときから、その人がもつ人間関係によって、人生とはこういうものだと決める。
そして、それがその通りになるという意味だよ。
ユダヤ人大富豪の教えⅢ p,34
この記事では、本書の最重要ポイント「人間関係4つのマトリックス」についてサクッと解説します。
サクッと画像で見たい人のために、インスタも置いときますね↓
この投稿をInstagramで見る
【人間関係】4つのマトリックス
イメージしづらい方のために、口ぐせ、思いぐせバージョンも置いときます↓
マトリックスの要点はこちらです↓
- 相手によって、自分のタイプが変わる
- 「ポジティブ・自立が良い、ネガティブ・依存が悪い」ではなく、それぞれに良いところと悪いところがある
それぞれ見てみましょう。
マトリックスの要点①:相手によって、自分のタイプが変わる
この四種類は、性格の説明のようだがそうではない。
どんな人の中にも、すべてのタイプがある。
そして、相手のあり方によって、この四種類のタイプのうち、どの部分が引き出されるかが決まると思ってもらいたい。
ユダヤ人大富豪の教えⅢ p,73
- ハイテンションな人といると疲れる
- 怖い上司が来るとオドオドしてしまう
- 落ち込んでいる人を見ると励ましたくなる
このように、相手によって自分が変わるということです。
マトリックスの要点②:「ネガティブ・依存が悪い」ではない
このチャートが示しているのは、人間が感情的にいきがちな四つの場所だ。
それぞれにいいところと悪いところがある。
それをわかっていなければ、自分は正しい、相手はかわいそうだ、生き方を変えるべきだなどの馬鹿ばかしいゲームをやりつづけることになる。
このマトリックスは、すべての人間関係が中心点をはさんで対極線上に分かれてしまいがちだということを示しているにすぎない。
ユダヤ人大富豪の教えⅢ p,77
それぞれの良いところと、悪いところはこちら↓
ポジティブ自立
良いところ
- 人を励まし明るくする
- めげない
- みんなをワクワクさせるカリスマ性がある
悪いところ
- ハイテンションで周りがついていけない
- 上から目線で話をしてしまう
- アドバイスを連発する
ポジティブ依存
良いところ
- 人を安心、リラックスさせられる
- 調和をつくりだせる
- 愛されキャラ
悪いところ
- ミスが多い
- 批判や攻撃を受けがち
ネガティブ自立
良いところ
- 人が気づかないような細かいことにも気がつく
- 管理者、会計、設計など緻密な仕事が得意
悪いところ
- いつもピリピリしている
- 正論で相手を打ちのめす
- 目的のためには犠牲をいとわない
ネガティブ依存
良いところ
- 共感する能力が高い
- 傷ついている人をフォローできる
- 問題発見能力に優れる
悪いところ
- ネガティブなことばかり言う
- 自分を被害者だと思い、アドバイスを聞かない
マトリックスの「センター」に行くべき理由と行く方法
4つのマトリックスの特徴を理解した上で、マトリックスの「センター」を目指すべきと著者は言っています。
「センター」を目指すべき理由は、心穏やかにいられるから
私たちのほとんどは、感情的にマトリックスの4つの場所を一日中走り回っているようなものです。
そして、マトリックスの中心から、遠く離れて生きることが、エネルギーの無駄になっていることに気づきません。
このドタバタをやめるだけで、どれだけ人生が楽になるか想像してみてください。
頑張って人を励ますこともなく、コントロールする必要もない。
誰か責められることも、助けてもらうだけの弱い存在になることもない。
自分が楽しくやりたいことを自由にやっているだけで、すべてがうまくいく場所。それがマトリックスの「センター」です。
ユダヤ人大富豪の教えⅢ p,322
人に会うたびに、自分は相手のマトリックスの対極線上に飛ばされます。
いろんな人との関係の中で、4つのマトリックスの中を行ったり来たりして振り回されると疲れてしまいます。
だから、ほとんどエネルギーのロスがなく、心穏やかにいられる「センター」を目指すべきなんですね。
「センター」に行く方法は、センターに戻ろうと意識する
「センター」に行くには、センターを意識し、センターに戻ろうと努力することが大切です。
人が「センター」から発信できるとしたら、それは「センター」からずれても中心に戻る努力を絶えずすることからしか生まれない。
人は「センター」にとどまることはできないからだ。
ユダヤ人大富豪の教えⅢ p,208
相手のパターン別に具体的にみてみましょう。
センターに行くための具体例
相手が「ポジティブ自立」の場合
⇒「この人は何を怖がっているのだろう?」と考える
相手が「ポジティブ依存」の場合
⇒「なぜ、そんなにオドオドしなければいけないんだろう?」と考える
相手が「ネガティブ自立」の場合
⇒「この人は、なぜそんなに過剰な責任を感じて、コントロールばかりしようとするのだろう?」と考える
相手が「ネガティブ依存」の場合
⇒相手の感情を感じてみる
こうして相手のことを理解しようとすることで、感情がふりまわされにくくなります。
センターから離れてしまうと、相手を責めてしまうよ。
人間関係が悪化するし、自分も疲れちゃう。
また、自分がセンターに寄ることで相手の感情も安定します↓
- 「自立」の相手:頑張らなくてもいいという許可をもらい、エネルギーの無駄遣いが減る
- 「依存」の相手:そのままでいいという許可をもらい、エネルギーが出る
お互いにリラックスでき、人間関係がスムーズになるんだね。
さいごに
人間関係は人生に大きな影響を与えます。
4つのマトリックスを意識して、人間関係に振り回されない人生を送りたいものです。
今回、紹介した「ユダヤ人大富豪の教えⅢ」には他にも、
- 願望実現の5つの条件
- 夢をかなえられない6つの理由
- 幸せな人生の条件
- 成功しているビジネスの裏にあるもの
- 大切なものに気づくチャンス
など、人生やビジネスに役立つことが盛りだくさん。
「人間関係のマトリックス」についても掘り下げて説明されています(本記事ではサクッとしか紹介していません)。
幸せな人生を送りたい!、成功したい!という方は読んで損はない本です。
ぜひ手に取ってみてくださいね!
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
ユダヤ人大富豪の教えシリーズの要約はこちら↓
コメント