こんにちは!
8my(@8my__)です
今回の記事では、
- 恐怖指数(VIX)とは何か?
- 有効に使えるのか?
を解説します
実際に僕のVIX活用方法もあわせて紹介します
それでは早速、見ていきましょう!
恐怖指数(VIX)とは?
恐怖指数(VIX)とは、米国のシカゴ・オプション取引所が公表している『ボラティリティ・インデックス』の別名で相場の不安定性を示す数値として活用されています
S&P500が下落するとVIXは上昇する傾向があり、VIXとS&P500のパフォーマンスは負の相関関係があります
1990年~現在までのVIXとS&P500は以下のとおりです
S&P500
目安となる数値
VIXの数値と投資家心理は一般的に以下のような関係にあります
- 20ポイント以下:安定
- 20~30ポイント:警戒
- 30~40ポイント:悲観
- 40以上:パニック
過去の高値
過去20年間でVIXが35ポイント以上になった出来事をまとめてみました
アメリカ同時多発テロ
2002年7月24日:48.64
エンロン不正会計事件
2002年8月5日:45.21
ワールドコム破綻
2008年9月18日:42.16
リーマン・ブラザーズ破綻
2008年10月24日:89.53
世界金融危機
2010年5月21日:48.20
ギリシャを筆頭とするヨーロッパでの国債懸念
2011年8月9日:47.56
S&Pが米国債を格下げ
2011年10月4日:46.88
ギリシャ国債のデフォルト危機
2015年8月24日:53.29
中国経済失速懸念
2018年2月6日:50.30
ダウ平均が過去最高1,175ドルの下落
2020年3月18日:85.47
コロナショック
VIXは通常であれば20ポイント以下で推移しますが、投資家心理が悪化し相場が不安定になると高くなります
過去20年間での最高値は、2008年10月24日の日中に付けた89.53です
そしてVIX指数の史上最高値は…
1987年10月20日、ブラックマンデーの翌日につけた172.79です
VIXを使った投資例
僕がどのようにVIXを使って投資しているか紹介します
弱小個人投資家の考えなので、あくまで参考程度にしてください
恐怖指数(VIX)は、市場がパニックに陥り株価が大きく下がると上昇するってことは…
VIXを目安に投資をすれば、安値で購入できる気がしませんか?
例えば、僕はVIXの上昇に合わせて以下のように投資しています
実際に2020年前半のコロナショックの際には、以下のとおり投資しました
VIX | 日付 | 投資額 |
35 | 2/28 | 117,000円 |
45 | 2/29 | 145,000円 |
55 | 3/10 | 175,000円 |
65 | 3/13 | 207,000円 |
75 | 3/13 | 245,000円 |
85 | 3/19 | 255,000円 |
▼ コロナショック時(2020年)のチャート
S&P500
安値で購入できました!
コロナショック後は大きく相場が上昇したので、ある程度上手くいきましたよ
次回も上手くいくかは分かりませんが…
まとめ
恐怖指数(VIX)は、市場がパニックになると上昇します
僕はVIXを目安に投資すれば、安値で購入することができると考えています
ただし、大底は誰にも分かりません
ブラックマンデーの翌日のように、どんどん下がっていく場合もあります
あくまでも一つの目安として活用するのが良いと思います
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