こんにちは!
8my(@8my__)です
寄付をした際に、『控除』を使うと税金が安くなります
しかし、控除対象になるのは、
国が定めた寄付先のみです
この記事では、
- どこに寄付したら控除の対象なの?
- どうすればよりお得なの?
こんな疑問を解決します
控除の対象となる寄付先は?
総務省のホームページにある一覧表がこちら↓
出典:総務省(ふるさと納税以外の寄附金税制)
例えば、『ふるさと納税』は、2の『地方団体に対する寄付金』になります
なので、
- 所得税
⇒所得控除 - 住民税
⇒税額控除
を受けられます
次に日本ユニセフ協会に寄付をした場合。
ユニセフは、4の『公益財団法人』になります
表の所得税の欄をみると、
『所得控除』、『税額控除』の両方に〇がついていますね
この場合は、所得控除か税額控除どちらか一方を選択できます
なので、ユニセフに寄付した場合は
- 所得税
⇒所得控除 or 税額控除 - 住民税
⇒税額控除
を受けられるわけです
※ 個人住民税は、条例で指定があれば控除対象。地方自治体のホームページで要確認
所得控除と税額控除の違いとは?どちらがお得?
次に、『所得控除』と『税額控除』の違いをサクッと見てみましょう
まず違うのが、計算式↓
所得控除額
=(寄付金合計額ー2,000円)
税額控除額
=(寄付金合計額-2,000円)×40%
※ 寄付金合計額の限度は総所得の40%まで
※ 税額控除は所得税額の25%まで
=(寄付金合計額ー2,000円)
税額控除額
=(寄付金合計額-2,000円)×40%
※ 寄付金合計額の限度は総所得の40%まで
※ 税額控除は所得税額の25%まで
『所得控除』の方が控除額が大きくなりますが…
実は『税額控除』の方が節税効果が高いんです
理由は、控除のタイミングが違うから↓
- 所得控除
⇒課税所得を算出する際に控除される - 税額控除
⇒最終的な税額から控除される
どのぐらいお得なのか、実際に計算してみましょう↓
いくら税金が安くなるの?
仮定
- 年収300万円の人が1万円をユニセフに寄付した
- 所得税率5%
の場合、所得控除、税額控除それぞれのパターンを計算すると↓
所得控除の場合
1万円ー2,000円=8,000円(所得控除額)
この8,000円が課税所得から引かれるので
安くなる税額は…
8,000×5%=400円
税額控除の場合
(1万円ー2,000円)×40%=3,200円(税額控除額)
3,200円が税金から直接引かれます
1万円ー2,000円=8,000円(所得控除額)
この8,000円が課税所得から引かれるので
安くなる税額は…
8,000×5%=400円
税額控除の場合
(1万円ー2,000円)×40%=3,200円(税額控除額)
3,200円が税金から直接引かれます
400円と3,200円なので、税額控除がお得ですね!
手続きには確定申告が必要
寄付金控除を使うには確定申告が必要です
※ ふるさと納税のワンストップ特例を除く
確定申告の際には、
- 寄付の際に受け取った『領収書』
- 税額控除に係る証明書(税額控除を利用する場合)
などを提出する必要があります
寄付をした年の翌年の1月ごろまでには手元に届くので、保管しておきましょう
また、会社員で確定申告をやったことがないよ…という方には確定申告書等作成コーナーがオススメ
簡単に申告書が作成できますよ
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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