- 無の要約が知りたい
- 不安や心配事で悩むことが多い
- 気疲れしやすい
こんにちは!
8my(@8my__)です
『無(最高の状態)』を読んだので、自分なりに要約してみました
著者は、サイエンスジャーナリストの鈴木祐さん
少し前には『最高の体調』でも話題になりましたね
さっそく、『無』の結論から
- 無とは
⇒『脳が作ったストーリーに振り回されない』こと - 無になるメリット
⇒不安や怒りから解放され、幸福感やパフォーマンスが上がる(=最高の状態)
少し掘り下げますね
サクッと見ていきましょう!
「動画でも見たい!」って人のために、
鈴木祐さんが直接紹介しているyoutubeも貼っときます
すごく分かりやすいですよ↓
インスタでもまとめました↓
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人が苦しむ2つの原因
まずは、人が苦しむ原因から見てみましょう
原因は
- 人は生まれつきネガティブ
- 脳が作るストーリーで、苦しみが増す
の2つです
原因①:人は生まれつきネガティブ
いつも心配事が頭から離れない…
そう悩んでいるあなた。
大丈夫、それが普通です。
人は生まれつきネガティブなんです。
人がネガティブな理由は、原始時代にあります
ホモ・サピエンスが暮らした環境では、捕食、飢餓、伝染病、暴力 が日常茶飯事でした
脅威に満ちた環境を生き抜くには、できるだけ臆病になるのが最適解です
無(最高の状態)p.23
ネガティブでないと、生きていけなかったんですね
だから今でも、人はネガティブなことに反応しやすい
例えば、マサチューセッツ工科大学の研究では
- 恐怖をあおるような偽のニュース
⇒10万人を超えて拡散 - 正確な事実
⇒1,000人にも広がらない
ということが分かっています。
人には
- 良いことはすぐに忘れる
- 嫌なことはあとまで残る
という特徴があるんです
原因②:脳が作るストーリーで、苦しみが増す
人以外の哺乳類にも「苦しみ」の感情はあります
しかし、長々と苦しむのは人だけ。
理由は、苦しみに対する脳の反応
- 人以外の哺乳類
⇒過去や未来を深く考えず、目の前の現実だけを生きている - 人
⇒脳が自分事として未来や過去へとストーリーを作り、現実から意識がそれる
という違いがあります
この脳が作るストーリーにより、人は『苦しみの矢』を自分に向けて放ち続けます
例えば、『仲間の態度がそっけない』場合を見てみましょう↓
人以外の哺乳類の場合
- 仲間の態度がそっけない
(一の矢)
現実から意識がそれないので、これで終了です
あれこれ悩んだりしません。
人の場合
- 仲間の態度がそっけない
(一の矢) - 何か悪いことをしたか?
(二の矢) - そういえば、過去に同じようなことがあったな
(三の矢) - もしかして、嫌われてる?
(四の矢) - 明日から気まずくなったらどうしよう
(五の矢)
一の矢の苦しみだけなら数分で終わるのに、次々と矢を放ちます
しかも、過去や未来へ架空のストーリーが作られるのでキリがない…
これで苦しみがこじれます
言われてみれば、私たちの悩みは、過去の失敗や将来の不安ばかりですよね
無になるための2ステップ
私たちは、脳がストーリーを作ることを制御できません
そして、ストーリーを現実だと思い込んでしまいます
なので、『脳が作り出したストーリー』に振り回されないことが重要です
以下の2ステップで『無』になるトレーニングをしてみましょう↓
ステップ①:脳が作ったストーリーに気づく
『思考、感情、自己』
これらは脳が作り出した『ただのストーリー』
架空のものなので、発生と消失を繰り返します
まずは、これらが現実でないことを認識しましょう
ステップ②:自分が何を思ったかを観察する
『思考、感情、自己』
これらを「自分ごと」にせず、「あ、こう思った」と脳内の反応としてとらえます
イメージとしては、流れる雲をただ見る感じ
(思考、感情、自己は雲のように発生しては消えます)
好き、嫌いなどのジャッジもしません
こうすると、脳が作ったストーリーを『現実でない』と認識できるようになり、
架空のストーリーに振り回されづらくなります
この2ステップだけで、抑うつが改善するという研究もあります(ジョンズ・ホプキンス大学)
普段から思考を観察するのが難しいなら、初めは瞑想中だけでもOK
無になる3つのメリット
- 圧倒的な自由
感情、思考から距離をおけるので、外部環境や自分の思考にコントロールされない - パフォーマンス向上
思考がクリアになり、的確な判断ができるようになる - 幸福感UP
自分と他人の境界がなくなり(自己が消える)、「わたし」に脅威を与える敵が消え、大いなる安心感を得られる
他にも多くのメリットがありますが、3つだけピックアップしました
さいごに
無になり、脳が作ったストーリーに振り回されなくなると、生きやすくなります
思考、感情、そして自己でさえ、架空のストーリー
雲のように発生しては消えるもの
ただの錯覚だと気づくことが重要なんですね
参考文献の紹介
今回は、『無(最高の状態)』をサクッとまとめました
(紹介できたのは、ほんの一部です)
本書では他にも
- 健康が感情にあたえる影響
- 反芻思考の怖さ
- 架空のストーリーを止める『停止』の方法
など『無』になるエッセンスが凝縮されています
生きづらさを感じている人は、一読の価値ありです
ぜひ、手に取ってみてください
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!
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