- やりたいことが見つからない
- 今の仕事を続けていいのか…
- 自分の好きなことってなんだ?
『好きなこと』が分からなくて悩んでいる人は多いと思います
「好きなことを仕事にしなさい」というような成功哲学が世の中にあふれているので、なおさらですよね
しかし、焦ったり不安に思う必要はありません
99%の人は社会人になっても、やりたいことが見つからないのが普通です
理由は、
99%の人が『好きなこと』ではなく『好きな状態』を重視するbeing型
だからです
今回の記事では、being型の人について深掘りします
▼ 参考文献
『to do型』と『being型』の違い
まず、はじめに。
世の中の人は2種類に分けられます
- to do 型
- being型
あなたはどちらでしょうか?
それぞれ特徴を見ていきます
to do 型
『こと』に重きをおく人(全体の1%)
- 常に「何をするのか」でものを考える
- 夢や目標が明確
医者になりたい、曲を作りたい など
being型
『状態』に重きをおく人(全体の99%)
- どんな人でありたいか、どんな状態になりたいかを重視する
- 夢や目標が明確でない
尊敬される人になりたい、経済的に自由になりたい など
世の中の99%の人がbeing型
to do型の人は超レアです
being型の人は『好きなこと』を探す必要はない
「好きなことが見つからない!」と悩んでいるなら、あなたもbeing型の可能性大です
であれば、無理に好きなことを見つける必要はありません
なぜなら、重視するのは『こと』ではなく『状態』だから
「心からやりたいことを仕事にしなさい!」
というような成功哲学は1%のto do型の人が言っていることなので、そもそもbeing型には当てはまらないんですね
being型の人が仕事を楽しむための条件
being型の人が仕事を楽しむためには、『こと』ではなく『状態』を重視する必要があります
具体的には以下の2つを適切にします
- 自分の状態
- 環境の状態
それぞれ見ていきましょう
自分の状態を適切にする
『自分の状態』とは、
- 自分に適切な市場価値があるか
- 自分を信頼できるか
です
自分に適切な市場価値があるか
=自分のスキル・経験値が仕事と釣り合っているか?
ということ。
仕事の中でスキルや経験を積んで、どんどん成長できる!そんな職場が理想的です
仕事が単調すぎたり、難しすぎるのは良くないです
自分を信頼できるか
=自分に嘘をついてまで仕事をしていないか?
ということ。
例えば、『価値が無いと分かっている物を売る』など
自分の事が嫌いになり、仕事を楽しむことができません
環境の状態を適切にする
次に、『環境の状態』とは
です
- ブラック企業で成果ばかりを求められ、ずっとプレッシャーがかかる
- 宝くじが当たったから、全く仕事をしない
実はこれ、両方良くないんです
RPGゲームでもずっとBoss戦が続いたり、雑魚しか出てこなかったらつまらないですよね
緊張と緩和が交互にくる。そんな状態が理想です
being型の人が仕事を楽しむには
自分の状態
- 自分に適切な市場価値があるか
- 自分を信頼できるか
環境の状態
- 緊張と緩和のバランスが心地いいか
を考えないといけないんだね
being型の人が『ちょっと好きなこと』を見つける方法
とはいえ、嫌いなことを仕事にするよりも、ある程度好きな仕事をした方が幸福感は増します
『心から好きなことが見つからない』being型の人が、『ちょっと好きなこと』を見つけるコツは
得意なことを好きなことに近づけることです
自分には得意なものなんてない…
そう思っている方は、以下のようなものを探してみてください
- 他の人から「上手!」と言われるが、自分ではピンとこないもの
- 普段の仕事で苦にならないもの
自分が『気づいてないだけ』かもしれませんよ
さいごに
99%の人がbeing型なので、
『社会人になっても心からやりたいことが見つからない』のは当たり前です
探し続けても永遠に迷子のままなので止めましょう
being型の人は
- 『自分』と『環境』の状態を適切にすること
- ちょっと得意なことを探すこと
を意識してみてくださいね
参考文献の紹介
今回、参考にした本『転職の思考法』では
- 転職に成功するための考え方
- 楽しく働くためのコツ
などが物語風にまとめられており、非常に読みやすいです
仕事について悩んでいる方は一読の価値ありです
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