8my(@8my__)です
先日の記事で、25年以上の超長期投資をするのであれば株式のみに投資するのが一番リターンが高くなることを紹介しました。
投資期間が短い場合は、株式のリターンは大きく上下してしまいます。
なので、小さいリターンを安定的に重ねる債券はリスクヘッジとして有効です。
しかし、25年を経過し始めた頃から株式のリターンが債券を大幅に上回り始め、債券を保有することで逆にパフォーマンスが下がってしまいます。
だから、25年以上の超長期投資をする場合は初めから株式のみに投資しておけばOKというものでした。
でも、どこの国に投資する場合でも超長期投資をするのであれば株式のみで良いのでしょうか?
「右肩上がりに成長してきたアメリカのみの話では?」
「新興国には当てはまらないのでは?」
「新興国には当てはまらないのでは?」
そんな疑問がわくと思います。
結論からいうと、どこの国に投資する場合でも25年以上の超長期投資をするのであれば株式のみに投資するのが最もリターンが高くなります。
下のグラフを見れば一目瞭然。
1900年~2003年までの世界16か国の株式、長期国債、短期国債の平均実質リターンをまとめたものです。

出典:株式投資の未来
1900年~2003年の約100年の間に、どの国も戦争や超インフレ、恐慌などに見舞われていますが、どの国でも株式のリターンが国債のリターンを大きく上回っています。
アメリカ株だけが例外的にパフォーマンスが良いということではなく、どの国でも当てはまることなんですね(アメリカ株のリターンが4番目というのはちょっと意外でした)。
なので、米国以外に投資する場合でも、25年以上の超長期投資をするのであれば株式のみに投資するれば間違いなさそうですね。
▼ 参考文献
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