どうも8my(@8my__)です。
現在の日本では少子高齢化が非常に大きな問題になっています。
働いている世代の数は減る一方、お年寄りの数はどんどん増えるので年金制度の崩壊や医療費負担の増大が懸念されています。
子供の数が増えればいいのですが…
晩婚化が進み、出生率も下がり、生涯独身の人も増えています。
なぜこのような変化が起こったのでしょうか。
子連れの未亡人は引く手あまた!?
1776年、米国が独立した年、アダム・スミスはこう記している。
「(女性は)多くの場合、一種の未来として求愛される。人を結婚に踏み切らせる理由のうち、子供の値打ち以上に大きな理由はない」。
今では子供をもつ独身女性は結婚相手として敬遠されることが多い。
出典:株式投資の未来(著:ジェレミー・シーゲル)
「(女性は)多くの場合、一種の未来として求愛される。人を結婚に踏み切らせる理由のうち、子供の値打ち以上に大きな理由はない」。
今では子供をもつ独身女性は結婚相手として敬遠されることが多い。
出典:株式投資の未来(著:ジェレミー・シーゲル)
つい最近までは、子連れの未亡人は引く手あまただったようです。
今はバツイチ子持ちだと再婚はかなり難しいですよね。
アダム・スミスが記したこの状況は日本にも当てはまると思います。
子供は資産という考え方
なぜ子連れの未亡人が引く手あまただったかというと、人々にとって子供が資産だったから。
まだ幼い頃うちから家では家事や畑仕事を手伝わせ、ある程度大きくなればすぐ働きに行かせる。
そのように子供は貴重な労働力でした。
自分が歳をとって働けなくなった時には、介護をしてもらったり、仕送りをしてもらうこともできるので保険的な意味もあったでしょう。
子供は負債?
しかし、現代はどうでしょう?
今の日本では子供をすぐに働かせることはほぼ無いですよね。
ある程度の教育を受けさせようと思えば、子供を1人育てるには1,000万円~3,000万円と相当なお金と時間がかかります。
また、昔と比べれば年金など社会保険も充実しましたし、様々な介護サービスもあるので老後に面倒を見てもらう必要も減りました。
こう考えると、子供が多すぎると親の負担が増えるので少子化になるのは自然な流れのように思えます。
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