
こんにちは!
8my(@8my__)です
『9割の人が栄養不足で早死にする!(著:溝口 徹)』という本を読みました。
え?今の時代に栄養不足?しかも日本で?…と思うじゃないですか
しかし、実際に間違った栄養の取り方をして栄養不足の人が多いんです
なぜなら、今まで正しいと思われていたことが間違っているから。
僕もこの本を読んで、健康な食事に対する考え方が大きく変わりました
それではどのように間違っているのか?
ザックリとまとめてみました。
どっちが健康に良いと思いますか?
下のAとBの食事ではどちらが健康に良いと思いますか?

出典:9割の人が栄養不足で早死にする(著:溝口 徹)
Aの献立:野菜の煮物、インゲンのごま和え、サツマイモの味噌汁、白いご飯
Bの献立:ステーキ、チーズ、ワイン
こんなの簡単!Aに決まってるでしょ!と思ったそこのあなた
間違いです。健康に良いのはB
意外ですよね
みんなが健康に良いと勘違いしてAのような食事ばかりをするので、栄養不足に陥ってしまう人が多いんです(特に歳をとってから)
Bはタンパク質と脂質が多く、糖質が少ないため体に良いんです
どんどん取るべき栄養素
どの栄養素も体にとっては大切ですが、特に大切なのが『たんぱく質』です
なぜなら、タンパク質は体のいろいろな組織を作っているから
老化は体の組織のタンパク質が壊れるのに、新しいタンパク質による組織の生成が間に合わないために起こります
こうなると体の機能に様々な不調が出てくる
なので、タンパク質を多くとって体の組織をいつまでも若々しい状態に保つことが大切なのです
何を食べればいいの?
1番良いのは肉や魚などの動物性たんぱく質
大豆や豆腐などにもタンパク質(植物性)が含まれますが、動物性たんぱく質の方が吸収効率が良いです
加えて、肉や魚には脂質も多い
脂質と聞くと体に悪いのでは?と思う人いるかもしれませんが、実は優秀なエネルギー源
内臓脂肪にならずエネルギーとしてすぐ使われるという特徴があるからです
ちなみに内臓脂肪になるのは糖質由来の余分なエネルギーです
普段は300グラムほどの肉を週に1、2回
月1回は息子と2人で1.5キロのステーキを食べるみたいですよ
控えるべき栄養素
控えるべきなのは糖質です
糖質はタンパク質と結合してタンパク質の質を下げます(糖化)
結合初期の段階であれば糖と分離することもできますが、長い間結合しているともとに戻せなくなり劣化したタンパク質の状態になってしまいます
劣化したタンパク質では体の組織をうまく生成することもできません。
さらに、この劣化したタンパク質はホルモンや酵素の機能低下を促進する有害物質を出して体の老化を早めます
糖質はエネルギー源として5大栄養素として挙げられていますが、先ほど述べたように脂質でもエネルギー源は確保できるので摂取しなくても問題ありません
(しかも、脂質の方がエネルギー効率が良い)
食べるのをやめたいもの
糖質といえばジュースやお菓子、果物など甘いものというイメージが強いと思います
これらにはもちろん糖質が含まれます
しかし、現代人がよく食べているもので糖質が多く含まれているものがあります
それが炭水化物です
精製された白米やパン、うどんなどの麺類はほとんどの人が毎日食べていると思います
これらを控えて、代りに肉や魚を多く摂取するのが体のためには良いのです。
なので、精製された白米やパンを食べるよりマシです
歴史的に考えても理にかなっている
人類が集落をつくり農耕を始めたのは1万年前
この頃から、米、ヒエ、アワ、小麦などの雑穀が食べられるようになりました
そして精製されたパンや真っ白い米を食べるようになったのは約80年前のことです
しかし、人類が誕生したとされる400万年前から農耕が始まるまでの399万年の間は、狩りをしたり、採集をして肉や魚、木の実をずっと食べていました
今では精製された米やパンを食べることが当たり前のように思われていますが、歴史的に考えると例外的なことなんですね
さいごに
肉や魚をたくさん食べてタンパク質と脂質を積極的にとり、炭水化物を控えて糖質をあまり摂取しないことが健康や老化防止にとっては大切です
体は自分が死ぬまで使う乗り物ですし、きちんと気を遣って長く良い状態で保てるようにしたいものです
また、『9割の人が栄養不足で早死にする!(著:溝口 徹)』は読みやすいですし、栄養と健康に関する様々な有用な情報が載っています

僕は健康に関心があるので、これからも繰り返し読みたいと思いますよ。
コメント