サラリーマンは給与所得が10万円増える!?2020年以降の給与所得控除、基礎控除の改正内容を確認

節税

どうも8my(@8my__)です。

今回は、2020年以後に適用される給与所得控除、基礎控除の改正についてザックリと紹介します。

給与所得控除、基礎控除とは?

給与所得控除

個人事業主や自営業者であれば、『売上ー必要経費』で所得を計算します。

しかし、サラリーマンの場合は原則必要経費は認められていません。
これでは不公平ですよね。

なので、サラリーマンの場合は必要経費の代わりに、給料の金額に応じた給与所得控除を差し引いて所得を計算します(給与収入ー給与所得控除=給与所得)。

基礎控除

基礎控除は『所得控除』のうちの一種で、どのような人でも必ず一律で引くことのできる控除金額です。

ちなみに、所得控除には医療費控除、寄付金控除、生命保険料控除など全部で14種類あります。 

納税するまでの流れ

サラリーマンが所得税を納税するまでの流れは上図のようになります。

課税所得に対して所得税率がかかってくるので、各種控除を使って課税所得を抑えることで納める所得税を少なくすることができます。

2020年以降の改正内容

給与所得控除の引き下げ

給与所得控除額は、一律10万円引き下げられることになりました。
また、年収850万円を超えると10万円以上の引き下げ額になります。

基礎控除の引き上げ

基礎控除の額が最大48万円に引き上げられます。
年収が2,400万円を超えると今まで(38万円)よりも引き下げられます。

年収別の影響

年収850万円以下:所得税に影響なし

年収850万円超~2,595万円以下:少し増税

年収2,595超:増税

年収850万円以下の人がほとんだと思うので、年収850万円超のケースは割愛します。

年収850万円以下の場合は給与所得控除が10万円分下がる代りに、基礎控除が10万円上がるのでプラマイ0。課税所得は以前と変わりません。

給与の収入金額ー給与所得控除(10万円↓)=給与所得(10万円↑)

給与所得(10万円↑)ー所得控除(10万円↑)=課税所得(変化なし)

サラリーマンの給与所得は上がるが…

嬉しいことに(?)、『給与の収入金額ー給与所得控除(10万円↓)=給与所得(10万円↑)』なので、給与所得は増えます。

ただ、残念ながら自分たちの手取り額は変わりません。

こういうカラクリがあることを覚えておけば、「アベノミクスの効果でサラリーマンの給与所得が10万円増えた!」などと政治家か言い出した時に騙されずに済みますね。

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