日本個別株式には当分手を出さない予定の8myなんですが…
気になっている銘柄はいくつかあります。
今日はそんな銘柄の1つ『日本たばこ産業(JT)』を見ていきます。
事業内容
会社名に『たばこ』と入っているとおり、主力事業はたばこです。
これに加えて医療事業、加工食品事業もしています。
それぞれの事業の売り上げは以下のとおり。
※ 日本たばこ産業HPより引用
会社全体の売り上げの85%以上が『たばこ事業』です。
医療事業、加工食品事業はおまけ程度ですね。
主力事業のたばこは、海外での売り上げは横ばい。
国内では徐々に下がってきています。
8myの周りでもたばこを吸う人が段々と少なくなってきましたからねぇ。
健康志向も強くなっていますし、国内での売り上げは今後も少しずつ落ちそうですね。
株価の推移
※ 楽天証券より引用
6月16日現在の株価は2,501円。
2016年に5,000円近い高値をつけてからジワジワと下がってきています。
ここ3年間で日経平均は4,000円ほど上昇していますが、JTは下落…
やはり主力事業の売り上げ減が相当きいてそうですね。
ファンダメンタル
PER:11.98倍
PBR:1.70倍
ROE:14.30%
PER、PBRともに割高感はあまりないです。
今期予想PERも同業種の平均より低めになっています。
ROEも申し分ない。
ここ5年間のROEも高い値を維持しています。
※ 日本たばこ産業HPより引用
ただ、利益が徐々に下がっているのはやはり気になるところ。
1株あたり利益も少しずつ下がってきています。
※ 日本たばこ産業HPより引用
配当、株主優待
JTで魅力的なのが高配当です。
現時点での配当は、1株あたり154円
配当利回りは6.16%と高利回りになっています。
しかも、毎年のように連続増配。
※ 日本たばこ産業HPより引用
配当性向も70%近い値になっています。
まぁ、利益が減ってきているので連続増配はそろそろ厳しそうですがね。
株主優待もあります。
権利確定日は6月末と12月末。
カップ麺やご飯などがもらえます。
※ 楽天証券より引用
19年7月以降は権利確定時が12月のみとなり、1年以上継続保有の株主のみに贈呈と変更されるようです。
優待内容自体は、倍相当の金額の自社製品がもらえるので改悪ではないでしょう。
まとめ
主力事業の利益減が気になるところですが、ファンダメンタルも利回りも魅力的な銘柄だと思います。
8myは日本個別株を当分購入する予定はないのですが、引き続き監視していこうと思います。
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